毎朝、朝礼で倫理研究所の「職場の教養」を読んでいます。
とても勉強になる内容が多く、気になる内容は、何度か読み返しています。
先日の内容は、「情けは人の為ならず」でしたが、感銘を受けたので紹介します。
大阪大学大学人間科学研究科のグループが、ある研究成果を発表しました。
幼児の生活から、親切が広く交換される仕組みを確認できたという内容です。
園児Aが園児Bに親切な行動をしたとします。これは以前に、Bが他の園児に
親切にする場面をAが見ていたことによるものでした。研究グループでは
「親切を行う幼児は、後にまわりの児から親切にしてもらいやすく、
自分が親切にした分をまわりの児から返してもらっている」と分析しています。
子供達の打算のない行動から、まさに「情けは人の為ならず」ということわざが実際に
確認された事になります。
親切な振る舞いを見たり、自分が親切にされれば、心が温かくなります。
その気持ちが行動のエネルギーとなって、親切の連鎖につながっていくのでしょう。
大げさなことでなくてよいのです。電車の席をゆずる、ベビーカーの乗り降りに手を
貸すなど、ちょっとしたことでお互いが幸せな気持ちになれます。
その清々しい気持ちを持って、今日一日を過ごしたいものです。
今日の心がけ 「日に一つ良いことをしましょう」という内容でした。
日本には、古くからたくさんの「ことわざ」が存在しますが、現代にも通用する
「ことわざ」ばかりです。昔の人ってすごいなあとつくづく思います。
私も、一日一つ良いことができる様心がけたいと思います。
by kuni