2014/11/29

情けは人の為ならず

毎朝、朝礼で倫理研究所の「職場の教養」を読んでいます。

とても勉強になる内容が多く、気になる内容は、何度か読み返しています。

先日の内容は、「情けは人の為ならず」でしたが、感銘を受けたので紹介します。


大阪大学大学人間科学研究科のグループが、ある研究成果を発表しました。

幼児の生活から、親切が広く交換される仕組みを確認できたという内容です。

園児Aが園児Bに親切な行動をしたとします。これは以前に、Bが他の園児に

親切にする場面をAが見ていたことによるものでした。研究グループでは

「親切を行う幼児は、後にまわりの児から親切にしてもらいやすく、

自分が親切にした分をまわりの児から返してもらっている」と分析しています。

子供達の打算のない行動から、まさに「情けは人の為ならず」ということわざが実際に

確認された事になります。

親切な振る舞いを見たり、自分が親切にされれば、心が温かくなります。

その気持ちが行動のエネルギーとなって、親切の連鎖につながっていくのでしょう。

大げさなことでなくてよいのです。電車の席をゆずる、ベビーカーの乗り降りに手を

貸すなど、ちょっとしたことでお互いが幸せな気持ちになれます。

その清々しい気持ちを持って、今日一日を過ごしたいものです。

今日の心がけ 「日に一つ良いことをしましょう」という内容でした。

日本には、古くからたくさんの「ことわざ」が存在しますが、現代にも通用する

「ことわざ」ばかりです。昔の人ってすごいなあとつくづく思います。

私も、一日一つ良いことができる様心がけたいと思います。

                                     by kuni